アラサーDINKSのNFL観戦記

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初心者のためのNFL講座⑤ ~試合の進行(後編)~

こんにちは!Kyuririです(^^)


今回はアメフトの試合進行(オフェンス・ディフェンスの攻防)についてご紹介いたします♪

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攻撃の基本的なルール

キックオフが終わったらいよいよオフェンスの攻撃開始です。オフェンスは4回の攻撃で10ヤード以上進む必要があります。

この4回の攻撃をそれぞれ 

  • ファーストダウン(1st)
  • セカンドダウン(2nd)
  • サードダウン(3rd)
  • フォースダウン(4th) 

と言います。

10ヤード以上進むとさらに4回の攻撃の権利を得ます。これを「ファーストダウン」や「フレッシュ」と言います。

 このように4回以内の攻撃で10ヤード進むことを繰り返しながら、ボールを進めていきタッチダウンを狙います。

フォースダウンが終了した時点で、10ヤード以上進めなければ、その地点で攻守交替となります。ただ実際には、フォースダウンでプレーするケースは少なく、サードダウンまでの3回で10ヤードを目指します。(これに関しては後程説明いたします)

攻撃の流れ

ハドル(作戦会議)

オフェンスは数多くの攻撃パターンを持っており、フィールドの位置や残りの攻撃回数・ヤード数等から、どのプレーをするか開始前にメンバー間で確認します。また、ディフェンスも同様にどのように守るか確認します。

これをハドルと言います。

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<参考>ノーハドル戦法について

ただ、近年はハドルをせず事前に決めたサインで間髪入れずにプレーを開始する「ノーハドル」戦法を使用するチームも増えてきています。

ノーハドル戦法は下記のようなメリット・デメリットがあり、充分に訓練されたチームでは大きな力を発揮しますが、場合によっては自チーム首を絞める諸刃の剣となります。

<メリット> 

  • 時間をかけずに攻撃できる(試合の残り時間が少ない場合に有効)
  • 相手に作戦を考える時間を与えない(ディフェンスを混乱させる)
  • 相手選手の交代を防げる(ディフェンスの疲労蓄積、適材適所を防ぐ) 

<デメリット>

  • 作戦(アサイメント)ミスの可能性がある
  • 選手交代の時間がないため疲労蓄積によりパフォーマンスが落ちる可能性がある

ファーストダウン~サードダウン

ハドルが解けたらいよいよ攻撃です。

攻撃は、オフェンスライン(OL)の中のセンター(C)の選手が、ボールを後ろにスナップしてクォーターバック(QB)に渡すところから始まります。各ポジションの役割や特徴については、別途解説いたします。

攻撃には主に「ランプレー」「パスプレー」の2種類があります。

ランプレー

その名の通り、QBからボールを受けた選手が敵陣めがけて走るプレーです。OLがディフェンスをブロックすることで走路を開け、ランニングバック(RB)などがボールを持って走ります。タックル等により、ランナーが手の平以外の体の部分を地面に付くか、サイドラインを割った地点でプレー終了となります。

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パスプレー

QBがボールを投げ、ワイドレシーバー(WR)などがキャッチしてそのまま走るプレーです。OLは、ボールが投げられるまで、ディフェンスからQBを守り、WRは敵陣に侵入しディフェンスを交わします。その間の約5秒ほどの間にQBは素早くフリーのWRを見つけ正確なパスを投げます。WRはディフェンスを交わしてボールをキャッチし、そのまま敵陣に向け走ります。キャッチに成功すると、そのあとはランプレーと同様です。失敗すると、元の位置から次の攻撃の開始となります。

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フォースダウン

サードダウンまでに10ヤード進めなかった場合は、フィールドポジション・残り時間・点差等からフォースダウンでのプレーを慎重に選択する必要があります。

主には「プレー(フォースダウンギャンブル)」「フィールドゴール(FG)」「パント」 の3種類があります。

フォースダウンギャンブル

攻撃を続行し、ファーストダウン獲得を狙います。ファーストダウンを獲得出来れば、攻撃続行出来ますが、失敗するとその地点で攻守交替となります。ファーストダウンまであとわずかな状況や、試合の終盤等で選択されることが多いです。

フィールドゴール

サードダウン終了地点が相手エンドゾーンに近い場合、フィールドゴールを狙います。ボールを蹴って、相手エンドゾーン奥のポールの間にノーバウンドで通すことが出来れば3点獲得です。

NFLのキッカー(K)は50~60ヤードほどの距離を飛ばすことが出来るので、CからKの蹴る位置までの約7ヤード、エンドゾーンの10ヤードを引いた、敵陣30~40ヤード地点より奥であればFGを狙うことが出来ます。

ただFGに失敗した場合、その地点で攻守交替となりますので、あまりに遠いと成功確率が低いうえに、失敗した場合、相手が有利な位置からの攻撃開始となってしまいます。

パント

攻撃権を放棄する代わりに、陣地回復のため相手陣深くまでボールを蹴り込むプレーです。蹴ったボールがサイドラインを割った場合は、割った位置で攻守交替。ゴールラインを割った場合はタッチバックで20ヤード地点で攻守交替。リターンチームがボールをキャッチした場合はリターナーをタックル等で止めた地点で攻守交代となります。

攻撃シリーズについて

オフェンスが攻守交替するまでの一連の攻撃の流れを「攻撃シリーズ」と呼びます。

攻撃が得点に結びついた場合(TD、FG)、得点したチームのキックオフで試合再開します。結びつかなかった場合は、攻守交替して、相手チームの「攻撃シリーズ」となります。

上記を繰り返しながら試合は進行します。

試合終了

第1Qのキックオフ以降、互いの攻撃シリーズを繰り返し、第2Qが終了すると、ハーフタイムとなります。第3Qは、先攻チームのキックオフで試合再開となります。そして第4Q終了時点で得点の多かったチームの勝利となります。

オーバータイム(OT)について

プレーオフ等で第4Q終了時点で同点であった場合、オーバータイム(OT、延長戦)に突入します。OTでは改めてコイントスが行われ、先攻・後攻を決め、後攻チームのキックオフで試合が再開します。

勝敗の決まり方

先攻チームがTDした場合
  • 試合終了。先攻チームの勝利
先攻チームがFGを決めた場合
  • その後の後攻チームの攻撃がTD ⇒ 試合終了。後攻チームの勝ち。
  • その後の後攻チームの攻撃がFG ⇒ 試合続行で後攻チームのキックオフから開始。
  • その後の後攻チームの攻撃が無得点で終了 ⇒ 試合終了。後攻チームの勝ち。
先攻チームの攻撃が無得点で終了した場合
  • その後の後攻チームの攻撃がTD・FG ⇒ 試合終了。後攻チームの勝ち。
  • その後の後攻チームの攻撃が無得点で終了 ⇒ 試合続行。

まとめ

如何でしたか?

今回の解説では一部ポジション名が出てまいりました。

次回はアメフトのポジション別の解説をしたいと思います♪

 

ご覧いただきありがとうございました!